2019/01/07 あっという間に一年

　今日が仕事始めという職場が多かったのではなかろうか。朝の電車では紙袋にお土産を入れた人を何人も見た。
　仕事始めと言えば振袖の人がいたものだが、最近ではテレビで見るだけで、初詣でも数人みただけだ。正月の景色も変わってきたようだ。
　今、四季を感じたければ商店街に行くのが一番いいようだ。初売りが終わったと思うと、七草粥、もう節分の恵方巻の予約が始まっている。その後は、バレンタインデーが来て、ひな祭り。店のディスプレーがどんどんと変わっていく。すぐに卒業・入学シーズンとなって、ゴールデンウィーク。今年は十連休。子どもの日で鯉のぼりや菖蒲湯。梅雨になると、すぐに夏休み。土用の丑の日で鰻を食べると、すぐお盆。盆踊りと花火大会で夏が過ぎると、今年は長い連休ではないようだがシルバーウィーク。秋のお彼岸。運動会や文化祭。紅葉狩り。と思っているうちにハロウィーンが来て、クリスマス、あっという間に年の瀬が来て、また正月だ。商店街が季節を知らせてくれるんだなと、カレンダーをめくるだけでせわしく一年が過ぎてしまった気がする。どうも都会の四季はめまぐるしい。すっかり気がせいて、来年の年賀状も作っておけばよかったような気になる。
　今年はここに娘の受験も加わってくる。冬来りなば春遠からじ。うがいとマスク、手の消毒も冬の風物詩。酒を飲んでも消毒にはならないけれど、めでたい春が来ることを祈念してまた一杯。