2018/06/10 桃栗三年柿八年、琵琶、、、 Loquat, 12 years to harvest from a seed

我が家の枇杷 種から育てて13年目

桃栗三年柿八年。実がなる、あるいは身を立てるまでにはそれなりの時間がかかるよ、ということなのだろう。桃栗と柿は、植物の中で実がなるまでに長く時間がかかるほうなのでそんな言葉がわざわざあるのだと思っていたら、我が家の枇杷、丸十二年かかった。いろいろと調べてみると、梅は十三年とか、柚子は九年とか、枇杷は九年でなりかねるとか、いろいろと続きがあるのだそうだ。

西宮に住んでいたころ、お隣の庭になっていた枇杷の種を娘が植えて、幼稚園から帰ってくると毎日植木鉢の前にしゃがみこんでいた。みんなが諦めても、毎日、観察していた娘が、芽が出たと報告したあの日から大事に育てて、東京に転居したときにも鉢ごと持ってきて庭に植えた。

木はぐんぐんと大きくなるのだが、実はならないのかなと思っていたら、ようやく去年、初めて数個の実がなった。今年は、大きくて甘い実が十数個収穫できた。あの幼稚園児が今は受験生。こちらはどんな実をつけるのだろう。

去年は気づいた時には鳥にいくつか食べられてしまっていたので、今年は鳥にも少しお裾分けと、木に残しておいたのだが、まだ枝に残っている。もしかしてまだまだ甘くなる途中なのかもしれない。

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