2017/09/08 ケルンの鉄道 KVB (Kölner Verkehrs-Betriebe ケルン市交通局) と打刻機 der Entwerter

ケルン 打刻機

ケルン市内では、遠距離に行くDeutsche Bahn (DB)とは別に、一部地下を走る「市電」(U-bahn, KVB)が走っている。DBもKVBも乗降の時に、日本のような改札口はないので、切符を券売機で買い、改札の代わりに「打刻機」(der Entwerter 消印機という日本語の方が合っているかも) に切符を通して日時を切符に印字して乗ることになる。郵便切手に日付入りの消印を押すのに近いイメージなのだろう。

この市電では、券売機が、車内にも、プラットホーム上にもあり、画面上で英語表示を選ぶことができる。券売機では現金のほか、クレジットカードも使える。Visa Paywaveも使えるが、カードを機械にかざしてから、認識してくれるまで、ちょっと時間がかかるのだが、その「間」に慣れないとちょっと不安になるが概ね大丈夫なようだ。

切符には種類があって、車内で買った場合種類によっては、打刻は不要らしいのだが、その区別がよく分からないので、とりあえず、切符を買って、電車に乗る時には打刻することにしているた。基本的には、ケルンでは切符を買った後に、打刻機に切符を差し込んで打刻しないと有効にならないと思っておけば間違いはないようだ。ドイツ国内でも都市によっては市電の打刻が不要だったり、DBに乗る時でも長距離のものは不要だったりすることがあるようだが、自分の持っているチケットが打刻要なのか不要なのか分からないので、とりあえず、打刻機を見たら切符を突っ込んでいる。日時の印字だけなので不要なのに印字があったからと言って別に邪魔にはならない。

この打刻機は市電の場合、車内にある。車内では券売機と離れていることもあるが、探せばすぐに見つかる。初めてドイツに行った時には、「打刻機」と日本語で紹介されている機械がどんなものか良く分からなかったので、戸惑ったが、オレンジ色の箱型で、下の方に切符を入れる穴が開いているだけのものである。遠距離に行く時に乗るDeutsche Bahn (DB)では、プラットホームや、プラットホームに向かう階段の隅にひっそりとあるので、注意していないと見落としてしまいそうだ。

 

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